ハイロは1970年に"どこの誰のどんな作品でも上映する"というポリシーを基に生まれた無審査自主映画上映団体で、現在も二ヶ月に一回ライブハウスAPIA40でオールナイト上映会を開いています。ハイロでは、その名前(ハイロ=8 16)からもわかるように、主にフィルム作品を上映しています。
以下写真にて、40年の歴史を持つそのハイロと同じく40年の歴史を持つ美学校が「ハイロと美學校」という形で行った初コラボレーションの様子をご紹介します。
会場の様子です。オールナイトにもかかわらず30名以上のお客さんにお越しいただきました。公募上映では、各作品上映後に作家さんの解説とハイロのほしのあきらさん、タケヒロ雄太さんとのトーク、お客さんからの質問などもありとても盛り上がっていたようです。上映作品はフィルムのみならずDVD作品もあり、美学校生の作品も上映されました。
今回はフリードリンク制になっていて、お酒はもちろん薬膳サングリアや漢方チャイなども振る舞われました。ちなみに恥ずかしながら私も「地獄のガソリンカレー」(という名のただのグリーンカレー)を作りました。映画「マッドマックス2」のヒューマンガスがカレーを作るという設定です。外見はともかく、美味しいグリーンカレーができたと思います。
今回の上映会では、作品上映の他にフィルムワークショップも行われました。線香や釘、ヤスリなどでフィルムに直接傷をつけ、マチエールを作っていきます。この時点で早朝の4時です。
みんなで作り上げたフィルムをその場で上映します。フィルムに線香で穴をあけると下の写真の様になりました。
朝まで盛り上がった「ハイロと美學校」は終了予定の6時を超過し7時半に終了しました。ちなみにスタートは23時30分。お越しくださったみなさん、長丁場お疲れさまでした。そしてありがとうございました。次回のハイロは11月18日にあるそうです。よろしければ足をお運びください。(皆藤)
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